友達同士で問題が起こり、それを耳にしたのでここで少し。
交友関係や信頼関係に亀裂や疑心が生じる場合、大きく分けて2つの要因がある。
『
行動(態度)』と『
言動』の2つ。
恐らく、2つ同時に噛み合わなかった場合には、
【衝突】という結果に繋がりやすいのではないかと思う。
どちらともに、まずは自分の立ち位置が僅かながらに絡んでくる。
例えばチームマスター。
やはり“集団”をまとめ先頭に立つ者という事で、周囲の者は
自然とマスターに
求める【姿】というのがある。
それ故に、尤も行動・言動を注視され、あらゆる意味で影響を及ぼす。
別にチームマスターに限らず、何かの先頭(上)に立った場合、
大体の場合はこういった状態を背負うことだろう。
私自身も、先週に少々チームメンバーに対し、
『言動』にて不快な想いをさせていることが発覚した。
普段の言動ではなく、私が発するある【
単語】が原因だったようだ。
現在は個人間で話をして、自分の非を謝罪して和解したので安心はできている。
問題なのは、私にこの単語(発言)に対して
全くの【悪意】がなかったという事だ。
子供さながらの無邪気……悪意のない悪事ともいうべきか。
しかし、悪意がなければ問題がないというのではない。
対象が負の感情を抱いた時点で、それは【悪事】となる。と私は考える。
そもそも私はリアルにて、言葉を紡ぐ活動をしていたりする。
故に、私自身は非常に言動(発言)を大事にしてきた“つもり”だった。
その結果が今回である。
なんというか、自覚が足りないというよりも、無かったというのが妥当だろう。
私には、相手を傷つけているという
認識は皆無だったのだから。
それでも相手のソレに気付けたのは、相手の態度がおかしかったからだ。
そこで【
話し合い(対話)】という『行動』を取ってみた。
今回の私のケースでは、『言動』に対する不備を『行動』で補うことができた。
これは、相手からの不信がまだ浅かったからか、
相手自身に理解する力があったからか。恐らく両方であろう。
そういう話し合いだったと、少なくとも私は思っている。
けれど、そうもいかないケースも当然出てくる。
特に相手が『集団』となった場合、個々毎の【
最善】なぞとれるはずはなく、
現況のソレを求められることになる。
問題視されるのは、その場での言動と行動ではないだろうか。
楽な方法を取る事は間違いではない。
けれど、それでは解決しない事象もある。
自分が現在どのような状態なのか、相手は現在どのような心境なのか。
遠回りでも、私はまず【
自覚】する事から始めようと思う。